今年よく使った言葉は「汎用性」
12月になってしまいました。
なんということでしょう!はやすぎ!やばい!
新語・流行語大賞が発表されて、これからあっちでもこっちでも、1年の振り返り企画が押し寄せてきますね。
その流行語大賞にノミネートされた言葉を眺めていて、仕事上、自分の身の回りでヘヴィー・ローテーションされた言葉って何だったっけ?と思い返してみました。
たぶんこの言葉かな? それは、ネット業界を飛び交うアルファベット3文字言葉なんかではなく、「汎用性」という言葉。
「どんなケースの更新にも対応できるか?」ということを考える時、ほぼ確実に口にしてたような…。
クリエイティブの側からいえば、1つ1つのお仕事は、目的をクリアするための「最適化」と「独自性」を提供していくことが僕らのお役目だと考えています。
なのに「汎用性」を常に頭に鳴り響かせている状態になっていったのは、ひとつは「Web標準」の考え方が基礎工事に当たり前になってきたということ。サイトを建てた家に例えると、どんな住み方をするかは住む人次第ですよね。どんな生活スタイルでも不都合を起こさない家にしておかねば、と考えないとすぐグチャグチャになってしまうから。そういう振り幅をデザインを作る段階でちゃんと考えておかないと、と意識するようになったわけです。
「最適化」と「独自性」を持続可能なものとするため、CMS、CSS、テンプレート制作、工程のマニュアル化といったものが必要です。
想定外のケースにどこまで対応できるか?
う〜ん、そうは言っても…。
人はアニメやドラマのキャラクター設定と違って、行動原理に一貫性がないのが現実でしょ? いくらルールを決めても、いくらルールを守るタイプの人であっても、はずすことがある。分かっていながら、そうせざるを得ない場合がある。
そこで「汎用性は?」という問題提示に行く着くんですよね。
出来上がったものだけみれば、汎用性よりも専門性で差別化されているものが注目されます。 それを支えるための技術面で立ちはだかる「汎用性」。プログラミングの世界では、昔からこのジレンマが日常茶飯事だったようですが…
「汎用性」を<真・コンピュータ用語辞典>では次のように説明しています。
- 汎用性【プログラミング】
1) 「どこでも使えるように」と考えてモノを作る事。 でも実際は、そう作られておらず一回毎に新しくプログラムを作るのが正しいボッタクリかた。
2) そう作ると後々便利だと頭では分かっているし、「そうしたい」と思っているが、納期と工数を考えるとそこまで手が回らず毎回苦労すること。
3) 作り上げた後、よく考えてみる、こんなことをするためのルーチンは他の場所では絶対に使わないと気が付くもの。
はははは…(^^;
でも僕らはボッタくってないですよ。
「汎用性」を優先させると、HTMLコーディングやFlashオーサリングにかかる時間は、確実にかかりますけどね。
written by TZK:アイデアビューロー・Webチームのアートディレクター。


